再生可能エネルギーとして重要な風力発電も、日本では地域外資本による開発で地域から反対を受ける場合も増えています。 地域住民自らがコミュニティー組織を通じ、 主体的に働きかけることで形成されてゆく風力発電とはどのようなものなのでしょうか。 西城戸 誠氏を講師にお招きし、 地域の 「内発的発展」 のあり方を一緒に考えます。
■講師:西城戸誠氏(法政大学 人間環境学部教授)
専門は環境社会学、 地域社会学、 社会運動論。
北海道の反 ・ 脱原発運動から市民出資の風力発電運動 ・ 事業の調査に関わり、 現在も、
市民出資調査や、 地域に資する再生可能エネルギー事業 (コミュニティパワー)の国内外の事例の調査を行う。東日本大震災以降は、 宮城県石巻市北上町の復興支援や埼玉県内への広域避難者支援の実践に関わりながら調査研究も行っている。
□講師からのメッセージ
2001 年に市民出資の風力発電 (市民風車) が誕生しました。生活クラブ北海道の反 ・ 脱原発運動から生まれた「はまかぜ」 ちゃんの仲間たちはその後 12 基の市民風車となり、 2012 年には首都圏の生活クラブ生協による風力発電 「夢風」 が稼働しました。そして、 東日本大震災と福島第一原発事故以降、固定価格買取制度ができたことで、 多くの事業者が再生可能エネルギー事業に参入しました。全国の 「ご当地電力」 もその一つです。
一方で、 再生可能エネルギー事業の開発が、地域社会にさまざまな対立を生んでいる現状もあります。
■日時
2017年11月25日(土)13:30〜16:00
■場所
鶴岡協同の家 こぴあ(〒997-0010 山形県鶴岡市余慶町1-2)
■参加費
無料
■参加方法
①【一番簡単です!】下記の申し込みフォームから申し込
https://goo.gl/forms/
②【メール】件名に「第4回自然エネルギー学校申し込み
「お名前・携帯番号(緊急連絡用)・メールアドレス・ご
③【FAX】「第4回自然エネルギー学校申し込み」と書
「お名前・携帯番号(緊急連絡用)・メールアドレス・ご
■お問い合わせ先
やまがた自然エネルギーネットワーク事務局
東根市大字羽入2115-4
TEL:050-3479-2014 FAX:0237-48-2298
Mail:info@yamaene.net
この講座は独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金
■主催:やまがた自然エネルギーネットワーク
後援:山形県、東北芸術工科大学、NPO法人環境ネット