| 活動を知る |

サムソ島ソーレン・ハーマンセン氏講演レポート
エネルギー自給率100%の地域づくり
講師ソーレン・ハーマンセン / デンマーク サムソ島
DATA2016年3月20日(日) / 庄内

風の島からのヒーローの講演を聞きに、連休の中日、彼岸にもかかわらず大勢の方が集まってくださいました。主催の温海で自然エネルギーを考える会、五十嵐賢一さんの挨拶でスタート。三浦先生の挨拶と、温海と対比したデンマークの紹介、地域での自然エネルギーの大切さのはなしから始まりました。温海地域自治会会長連合会会長の奥井厚さんも、ご多忙の中駆けつけてくださいました。
まず、ハーマンセンさんの絵本「風の島へようこそ」の朗読から始まり、サムソー島のこれまでを簡単にやわらかく伝えました。

ハーマンセンさんの講演では、どんなエネルギーが、どれぐらい使われていて、どうやって実現できたのか、ハーマンセンさんのこれまでの取組のはなし、が聞けるのかとおもいきや、もっと、コミュニティとは何か、地域とは何か、といったことを、みんなが話している、ということをむしろ強調されていました。それを、共有する共同体、Comomunity という造語で、表現し、それを作り出す場を、バイキングリーダーシップと表現されていました。


講演が終わって休憩の後は、ソーレンさん奥様マレーネさんのワークショップです。
まずは参加者同士が輪になっての自己紹介タイム!(チェックイン)どこから来たか、講演会にどんな期待をよせてきたのか、ここの場での発見をそれぞれ挨拶とともに語り合いました。

時計回りに順番に、ということでなく、話す準備ができた人から、手を上げて話す。そして、しばしの沈黙が訪れても、みんなを待つ、というのが大切なのだ、とマレーネさん。全員が手を上げる必要もない、と、自己紹介を強いることなく手を挙げない人も、強制されないやり方は、「話していない人いませんね?」と、最後の一人まで自己紹介するやり方とは異なり、自発性を重んじるバイキングならではのやり方でした。
チェックインが終わると、この場に様々な人がいて、殆どの人が初対面同士だが、なんとなく近づいた感じを持てた雰囲気が生まれていました。
そしてソーレンさんから、皆からの質問への答えタイム。とってもきさくなソーレンさんは参加者の輪の中心に入り、みんなの顔を見ながら表情豊かに質問に答えてくれました。とってもなごやかな時間が過ぎていきます。ハーマンセンさんが質問に答えるために、最初に選んだ疑問は、
「奥さんは最初から協力していましたか?」
その場に奥さんがいたので、皆の視線は奥さんへ。当然、最初はわけわからなかったわ。。という表情。やっぱり、場所は違えど、新しいことを始めるときに、家族への共有が一番地ということでした。

(文責・加藤)

| その他の記事 |

  • お知らせ 2018.01.01
    2018年 新年のご挨拶

    新年おめでとうございます。 昨年は自然エネルギー学校2年目、最上町にてYAMAENEDAYS、農家ソーラーと、盛沢山の一年でした。中でもドイツの最新情 …

  • さくらんぼ市民共同発電所 2017.12.23
    地球クラブに発電電気の販売先を変更

    さくらんぼ市民共同発電所は、これまで東北電力に発電した電気を売電してきましたが、2017年12月18日を持って、販売先を地球クラブに変更いたしました。 …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.12.22
    レポート ポストFIT 〜使う再生可能エネルギーを…

    日本では太陽光発電の買取価格も下がり、もはや太陽光発電は終わりだというような声も聞きます。そして、FIT(再生可能エネルギーの買取制度)終了後の世界が …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.12.14
    やまがた自然エネルギー学校第5回レポート

    やまがた自然エネルギー学校第5回のテーマは小水力。 黒部ダムで有名な富山県は、FITで導入された1000kW未満の小水力発電でも全国一。その富山県の小 …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.11.26
    やまがた自然エネルギー学校第4回レポート

    やまがた自然エネルギー学校第4回は風車がテーマ。でも技術的は話ではなくて、社会学の研究者である西城戸先生が講師。お話のポイントを拾い上げると次のような …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.11.11
    森のエネルギー薪づくり教室レポート

    森のエネルギー薪づくり教室に集まった薪ストーブユーザーとご検討中のみなさん。山形市、山辺町、新庄市、戸沢村、酒田市といろんなところからお集まりいただき …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.11.06
    ポストFIT 〜使う再生可能エネルギーを街づくりに…

    ドイツで始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)ガ日本にも導入されて5年が経過。それによって太陽光発電は特に激増し、FITの買取制度も見 …

  • やまがた自然エネルギー学校 2017.11.02
    地域で取り組む小水力発電

    山間を流れる川、田んぼの中を流れる水路、まだまだ山形には電気をつくれる場所があります。そして、安定した電力として期待されるのが小水力発電です。また、水 …